川崎市宮前平の歯科、永沢デンタルクリニックです。新緑が美しく輝き、ポカポカと暖かくなってきましたね。お出かけしやすい季節になってきて、気分もワクワクしてくるのでは。
今回は「歯の生え変わりサイン」についてです。
「歯の生え変わりサインって?」
「子どもが小さいから歯の生え変わりのときに注意することが気になる」
などと思っている方もいるでしょう。知っているようで知らない歯の生え変わりサインや、注意することなどをお話します。
*** もくじ ***
歯が「グラグラ」し始めたら歯の生え変わりサイン
生え変わりサインがあったときに注意すること
無理矢理抜かない
乳歯の虫歯は治療をしておくこと
歯肉炎に注意
毎日のケアを丁寧に行う
生え変わりの完了は14歳ごろが目安
まとめ
歯が「グラグラ」し始めたら歯の生え変わりサイン
「歯の生え変わりサイン=歯がグラグラ」し始めたときですよね。乳歯が生え変わるとき、ある日突然ポロっと抜けるのではなく、少しずつグラグラし始めて抜けます。乳歯は6歳ごろから下の前歯から抜け始め、徐々に生え変わり14歳ごろに完了します。グラグラしていないか、仕上げ磨きのときにときどきチェックすることも方法のひとつです。ただし、個人差があるため目安です。
また、6歳にもなると子どもから「歯がグラグラしてきた」「グラグラして食べにくい」などと教えてくれることもあります。グラグラしているか定期的に確認するのが難しいときは、子どもに教えてくれるように伝えておきましょう。
生え変わりサインがあったときに注意すること
歯の生え変わりサインがあったとき、4つ注意することがあります。ここで注意することを確認しておきましょう。
無理矢理抜かない
歯がグラグラし始めると自然に抜けるまで待てずに、歯を動かしたり糸を使ったりして無理矢理抜いてしまおうかと考える方もいるでしょう。しかし、無理矢理抜いてはいけません。
無理矢理抜いた場合、歯ぐきを傷つけたり、歯が歯ぐきの中で折れたりするリスクがあります。もし、少しでも早く抜きたいときは、子どもの舌や大人が指で少しずつ動かしましょう。少しずつ動かすことで、自然に抜ける状態に近づきます。
乳歯の虫歯は治療をしておくこと
「乳歯が虫歯でも、抜ければ永久歯に影響はない」と思っている方は少なくありません。しかし、乳歯が抜けても虫歯菌は口の中に存在するため、乳歯のときに虫歯がある場合は治療しておきましょう。また、フッ素塗布することもおすすめです。
歯肉炎に注意
歯肉炎にならないためには、歯が抜けた後も丁寧に歯磨きをすることは大切です。特に歯が少し生えてきたら、優しく丁寧に歯磨きをしましょう。隙間があるようには見えなくても小さな隙間があり、汚れが溜まります。そのままにしておくと歯肉炎の原因になるため、生え始めてきたら歯磨きをしてください。
もし、歯ぐきが腫れたり、歯磨きのたびに出血するようであれば、歯肉炎になっている可能性があります。歯肉炎が進行すると歯周病になるため、歯肉炎の段階で治療することが大切です。
毎日のケアを丁寧に行う
子どもが大きくなってくると、仕上げ磨きの回数が減る家庭もあります。しかし、子どもが小さいうちは仕上げ磨きを行いましょう。奥歯や、歯ぐきとの境目は磨けていないことがあるため、虫歯や歯肉炎などのトラブルを予防するためにも仕上げ磨きは大切です。
生え変わりの完了は14歳ごろが目安
乳歯から永久歯への歯の生え変わりが完了するのは、14歳ごろが目安です。14歳ごろまでに親知らず以外の永久歯が生えそろいます。
まとめ
歯の生え変わりは、グラグラしたり子どもが教えてくれたりすることで必ず気づきます。もし、歯の生え変わりに関して分からないことや、心配なことがあれば永沢デンタルクリニックにご相談ください。24時間ネットで予約ができ平日は19時、土曜日は17時まで診療可能です。些細なことでも聞いてくださいね。