こんにちは!川崎市宮前平の永沢デンタルクリニックです。赤ちゃんにとって、歯が生えてくることは大きな成長の節目です。しかし、同時に多くの親御さんが不安を感じる時期でもあります。この記事では、歯が生えてくる順番と、その時期にパパママが注意すべきことについて詳しく解説します。
~目次~
1. 乳歯が生えてくる順番
2. 歯が生えてくる際の症状
3. パパ・ママが注意すべきこと
4. 歯磨きを始める時期
5.まとめ
1. 乳歯が生えてくる順番
乳歯は、生後6ヶ月頃から生え始め、3歳頃までに20本全て生えそろいます。生える順番はこんな感じです。
- 下の真ん中の前歯(乳中切歯)
- 上の真ん中の前歯(乳中切歯)
- 下の前歯(乳側切歯)
- 上の前歯(乳側切歯)
- 犬歯(乳犬歯)
- 第一臼歯
- 第二臼歯
次に生える時期ですが、以下のようなタイミングが一般的です。
- 6ヶ月頃~: 下の真ん中の前歯(乳中切歯)
- 8ヶ月頃~: 上の真ん中の前歯(乳中切歯)
- 10ヶ月頃~: 下の前歯(乳側切歯)
- 12ヶ月頃~: 上の前歯(乳側切歯)
- 16ヶ月頃~: 犬歯(乳犬歯)
- 18ヶ月頃~: 第一臼歯
- 24ヶ月頃~: 第二臼歯
あくまで目安であり、個人差があります。早ければ生後4ヶ月頃から生え始める赤ちゃんもいれば、1歳近くになってもまだ生えていない赤ちゃんもいます。
2. 歯が生えてくる際の症状
歯が生えてくる時期には、以下のような症状が現れることがあります。
- よだれが増える
- 歯茎がムズムズする
- 食欲が減退する
- 機嫌が悪くなる
- 睡眠が浅くなる
- 物をかじったり、指をしゃぶったりする
これらの症状は、歯茎の下で歯が成長する際に起こる炎症によるものです。
3. パパ・ママが注意すべきこと
歯が生えてくる時期には、以下のような点に注意しましょう。
- 歯茎をマッサージする: 清潔な指で歯茎を優しくマッサージすることで、痛みを和らげることができます。
- 冷たいものを与える: 冷たいタオルやスプーンなどを歯茎に当てると、痛みを和らげることができます。
- 歯固めを与える: 歯固めは、赤ちゃんが噛んだり舐めたりすることで、歯茎の刺激になり、痛みを和らげることができます。
- 十分な睡眠をとる: 睡眠不足は、機嫌を悪化させる原因となります。
- スキンシップをたくさん取る: スキンシップは、赤ちゃんにとって安心感を与え、不安を和らげることができます。
良くない行動は以下の通り。
- 無理に歯を磨こうとしない
- 歯茎を強くこすらない
- 熱いものを与えない
4. 歯磨きを始める時期
歯が生え始めたら、歯磨きを始めることが大切です。歯磨きのタイミングは、朝起きた時と夜寝る前。
歯磨きの方法は、歯ブラシに少量の歯磨き粉をつけて、歯茎と歯を優しく磨きます。まだ歯ブラシが難しい場合は、ガーゼや指サックで代用しましょう。また、歯磨き粉はフッ素入りの歯磨き粉を選びましょう。フッ素は、虫歯予防に効果があります。
5.定期的な歯科検診
歯が生え始めたら、定期的に歯科検診を受けましょう。
歯科検診の頻度は3ヶ月に1回。歯科検診の内容は、虫歯の有無、歯並び・歯茎の状態の確認、フッ素塗布などです。歯科検診は、虫歯の早期発見・早期治療に役立ちます。
6.まとめ
歯が生えてくる時期は、赤ちゃんにとってだけでなく、パパ・ママにとっても不安な時期です。適切なケアをすることで、赤ちゃんが快適に過ごせるようにサポートすることができます。この記事が、パパ・ママにとって少しでも参考になれば幸いです。
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