川崎市の歯医者、永沢デンタルクリニックです。
新緑が眩しい季節になりました。暖かくなり外出しやすい季節になり、世の中も少しずつ行動がしやすい条件になっています。同時に、体調も崩しやすいので体調管理をしっかり行いましょう！
今回のお話は「ポップコーンで歯が欠ける」ことについてです。
「ポップコーンで歯が欠けるの？」
「欠けたら受診は必要？」
などと思いますよね。ポップコーンで歯が欠けるトラブルは意外とあります。では、欠ける原因や欠けた場合はどのように行動するかなどを見ていきましょう。
＊＊＊ もくじ ＊＊＊
硬い歯でも欠けることはある
ポップコーンで歯が欠ける原因
欠けた歯を放置するのは危険
欠けたら速やかに受診することが大切
まとめ
硬い歯でも欠けることはある
歯は体の中で一番硬いと言われていますが、力がかかれば歯が欠けたり折れたりします。
硬さを数値化した「モース硬度」があります。モース硬度で歯の硬さは「7」です。これは水晶と同じ硬さで、鉄「4」よりも硬いということです。
では、硬いと言われている歯が欠けるのはなぜでしょうか？詳しくは次項でお話します。
ポップコーンで歯が欠ける原因
お口に菌がいない環境であれば、歯は硬い状態を保ちやすくなります。しかし、虫歯菌（ミュータンス菌）が繁殖した口の中にある歯は、無菌状態にある歯よりも弱くなります。たとえば、虫歯になっていなくても歯が薄くなっていることがあります。
それでもポップコーン自体が原因になるのではありません。実は、ポップコーンになりきれなかった「トウモロコシの種」が原因で歯が欠けるのです。
柔らかいポップコーンを食べていたのに硬い物を噛んでしまった経験はあるでしょう。それが「種」です。
弱った歯と偶然食べてしまったポップコーンになりきれなかった種が出会うことで、ポップコーンで歯が欠けるトラブルが発生する仕組みです。
欠けた歯を放置するのは危険
「痛みを感じないから受診しなくても大丈夫」と思う方も少なくありません。痛みの有無に関わらず、歯が欠けたら速やかに受診しましょう。
歯が欠けた場所を放置にしておくと虫歯菌（ミュータンス菌）によって虫歯になったり、痛みを感じたりする場合があります。また、小さく欠けた程度でも放置した結果、欠損が大きくなることもあります。痛みや水や冷たいものなどが沁みる原因にもなるため、欠けた歯を放置することは辞めましょう。
欠けたら速やかに受診することが大切
歯が欠けて速やかに受診すると、欠損が大きくなったときよりも治療が短期間で終わります。歯の状態が悪くなればなるほど、治療に時間とお金がかかります。
永沢デンタルクリニックは、子どもから大人まで幅広い方の歯や口の中のトラブルに対応可能です。玄関前はスロープになっていたり、キッズスペースがあったりするのでご家族で受診もできます。
予約はインターネットから24時間できるので、欠けたことに気づいたら気軽に予約してくださいね。初めての方も受診できるため、歯が欠けたことを軽視せずに受診しましょう。
まとめ
ポップコーンで歯が欠けても、緊急事態とは思いませんよね。しかし、歯にとっては大きなダメージです。日常生活に影響する前に受診することが大切です。
永沢デンタルクリニックは土曜日も17時まで診療可能なので、気軽にご連絡ください。